【ダイエット】日数が経過しても体重計の数値が変わらない理由

はじめに

「ダイエットを始めて数週間が経ったのに、全然体重に変化がない。」そんな経験をされた方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

減量を目的に始めた方であれば、体重が減らない現状に嫌気がさすかもしれません。また、増量を目的に食べる量を増やしても体重が増えないでいるとモチベーションも下がります。

では、なぜ、体重計の数値に変化が表れないのでしょうか?今回は、体重計の数値に変化が表れない理由を、一緒に追っていきましょう。

理由①:カロリーバランス

本ブログでもカロリーバランスについて記載することが多いですが、殆どの場合はオーバーカロリーになっていたり、アンダーカロリーになっていることが原因です。

オーバーカロリーとは、”消費カロリー<摂取カロリー”というように、摂取カロリーが消費カロリーを上回っている状態を指します。減量中、オーバーカロリーになっていると減量は進みません。

また、アンダーカロリーとは、”消費カロリー>摂取カロリー”というように、摂取カロリーが消費カロリーを下回っている状態を指します。増量中、アンダーカロリーになっていると増量は進みません。

摂取カロリーを計算することが第一歩

オーバーカロリーになっているのか、アンダーカロリーになっているのかは、摂取カロリーを計算してみなければ分かりません。スーパーやコンビニなどで食品を買えば、栄養成分表示からある程度のことは分かります。

しかし、食材を買って自宅で調理する場合、栄養成分表示は分かりません。そういう場合は、様々なアプリを使用したり、カロリーSlismといった便利なサイトを活用してみましょう。

目的に沿って摂取カロリーを調整しよう

現状の摂取カロリーが分かったら、目的に沿って摂取カロリーを変えてみましょう。自身の基礎代謝や消費カロリーがある程度、予想できる場合は摂取カロリーを調整してみましょう。

もしも、基礎代謝や消費カロリーが分からない場合は、生活や実務に役立つ計算サイトなどで簡単な数値を割り出してみるのも良いです。ただ、こういった数値はあくまでも推測値です。

過信せずに、摂取カロリーを変えることで自身のカラダに表れる変化を、しっかりと観察しましょう。減量や増量の目的は、あくまでも体型を変化させることだと思うので、ボディラインやフェイスラインなどの変化を見ていきましょう。

ただし、摂取カロリーの減らし過ぎは筋肉を減らす可能性もあり、反対に増やし過ぎは体脂肪を大きく増やす可能性もあります。この点に注意して、ご自身の体型変化を観察することで把握していきましょう。

理由②:ホルモンバランス

これは、特に女性の場合に散見される理由です。

エストロゲンやプロゲステロンといった、女性ホルモンは月経や排卵を促す為に必要なホルモンです。こうしたホルモンが作用することで、女性は子供を出産することが可能になります。

排卵日前である、エストロゲンの分泌時期には身体的にも、精神的にも活発で好調に感じる方は多いかもしれません。しかし、プロゲステロンの分泌が多い時期になると、そうとは限りません。

排卵日から生理にかけての期間は、プロゲステロンの分泌が多くなる時期です。プロゲステロンの分泌時期には、むくみ・食欲増加・ストレスなどといった不調といえる症状が発生しやすいです。

そうした、むくみなどから体重計の数値に変化が出づらい時期でもあります。また、ストレスを多く感じることは、ストレス性ホルモンの分泌量の増加に繋がります。

適量であれば問題のないストレス性ホルモンも、その量が多くなれば、代謝を滞らせて体脂肪の燃焼を遅らせたり、筋肉を代謝してエネルギーに変えるなどの作用をカラダにもたらします。

体調の異変を感じたら無理をしない

もしも、生理によって体調の異変を感じたら、無理をしないようにしましょう。どうしても、仕事やイベントなどによっては仕方ない場合もあるかもしれません。

自宅に帰った後や、1人の時間を確保できたら、ゆっくりと休むようにして心身を落ち着かせるようにしましょう。併せて、あまりお菓子などの食べ物を食べすぎないようにして、落ち着いて過ごしましょう。

女性のダイエットに関しては、コチラの記事にもあるので、是非、読んでみて下さい。

理由③:睡眠不足

カロリーバランスやホルモンバランス以外にも、体重計の数値が変わらない理由があります。それが、睡眠不足です。

睡眠は、体の機能を整える上では欠かせません。というのも、日中に起こった出来事や得た情報などは、睡眠中に脳の中で処理されることで取捨選択されています。そうしなければ、脳は情報で一杯、要らないものまで覚えておくことはカラダにとっては負担となるからです。

脳だけでなく、睡眠には副交感神経を優位にさせ、心身を休ませる働きもあります。十分な睡眠は食欲増進を防ぎ、肥満防止にも繋がります。

そんな素晴らしい効果のある睡眠ですが、これが不足することは体型変化にとって喜ばしいことではありません。むしろ、リバウンドにも繋がります。

睡眠不足によって分泌されるのは、先程もお伝えしたストレス性ホルモンと併せて、”グレリン”というホルモンがあります。この”グレリン”は、食欲を増加させる役割があり、ダイエットにとっては喜ばしくないホルモンです。

睡眠時間の確保は最優先

もしも、体重計の数値が変わらない理由が睡眠不足だとしたら、もう少し睡眠時間を確保するようにしましょう。

十分な睡眠を確保することは、肉体的にも精神的にも良い結果をもたらします。また、日中の作業効率も上がりますし、日々を活発に過ごすには欠かせません。

なので、できる限り睡眠時間は確保するようにして、毎日を過ごしましょう。

こうしたホルモンの原因がなんのかを特定することは難しいですが、ご自身の生活の変化と体型の変化を振り返って、どんなことが変わったのか、何を変えたのかを把握しておくことが大切です。

体重計に拘りすぎない

これまで、体重計の数値が変わらない理由についてお伝えしてきましたが、体重計の数値を気にしすぎることは、あまり良いことではありません。

もしも、「見た目に変化が出てきたのに体重が変わらない。」「顔は小さくなってきたのに体重計の結果はイマイチ…」といった内容になっているなら、体重計に乗ることを一旦ストップしても良いでしょう。

それよりも、定期的にサイズを測定したり、毎日鏡で自分の体を見るなどして、見た目の変化に目を向けてみましょう。

まとめ

体重計の数値が変わらない理由についてお伝えしてきました。

カロリーバランス・ホルモンバランス・睡眠不足、これらはどれもダイエットにとっては大敵です。それは、減量だけでなく増量にとってもです。

減量や増量の前に、栄養管理や体調管理を怠っていてはダイエットは上手くいきません。ゆっくりでも良いので、着実に自分のカラダと向き合っていきましょう。

これからもフィットネスに取り組んで健康な人生を歩んでいきましょう!

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