【ダイエット】減量中の体脂肪の減り方と最も減らしにくい部位

はじめに

「少し太ってきたな…明日から減量しよう…」と思い立って食事制限や運動に取り組むと、順調にいけば体型が徐々に変わってくると思います。

体型変化の順序や痩せやすい箇所は人によって違いますが、多くの方は顔周り・顔付きから変わってくることが多いでしょう。

しかし、本当にスッキリさせたいのはそこじゃない。二の腕、背中、お腹、お尻といった部分を本当はスッキリさせたくはないでしょうか?

最も体脂肪を落としたい部位にも関わらず上手く減らしづらいのが、上記のような部位ですが、減量中はどのようにして体脂肪が減っていくのでしょうか?

体脂肪の減り方が少しわかるだけで、減量中も少し気が楽に過ごせるかもしれません。また、もう少し頑張ってみようとモチベーションにも繋がるかもしれませんね。早速、いきましょう。

減量経過が分かりやすい部位

減量をスタートしてからカラダに変化が少しずつ訪れる方は、多くいらっしゃいます。体重計の数値だけでなく、体感的なカラダの変化を基に減量の経過観察を行うのも良いでしょう。

今回は、減量経過が分かりやすい部位を、順不同で取り上げていきたいと思います。

体重管理は食事制限による栄養管理が必要です。勿論、これまで摂取してきた食事量を減らすことで減量を促す為、タンパク質・脂質・炭水化物と呼ばれる三大栄養素をある程度は減らさなければいけません。

食事制限下では、濃い味付けや脂っこい食べ物を避けることになりますが、これは、塩分の摂取量を控えることになり、浮腫を減らすことに繋がります。

その中でも、顔は人間の中でも最も高い位置にあり、日常生活においては最も水分が溜まりにくい場所にあります。つまりは、最も浮腫が解消しやすい部位が顔という訳です。

また、体脂肪も付きにくいので、減量をスタートしてから最も初めにスッキリした感覚が得られやすい部位が顔です。

それに、普段から顔を見る機会は多いと思うので、どの部位よりも変化に敏感になりやすい部位とも言えます。

「あれ、少し痩せた?」と言われた時、相手はフェイスラインを見て判断される場合が殆どだと思います。そう言われる時には、カラダ周りにも変化が表れ始めている頃だと思います。

お腹

やはり減量と言えば、お腹周りの厚みを解消したい人は多いのではないでしょうか?そんなお腹も減量経過が分かりやすい部位として挙げられます。

顔や手先とは違い、浮腫が解消されてもスッキリしづらいのがお腹ですが、蓄積された体脂肪が減っているかどうかはお腹を見れば判断しやすいでしょう。

体脂肪が溜まりやすい反面、減らしづらいのがお腹の体脂肪ですが、減量が順調に進行すると自然とお腹周りがスッキリとしてきます。お腹の変化は、鏡で見ても分かりやすいですし、洋服の試着感によっても分かります。

そうした視覚的、体感的な変化だけでなく、定量的にも減量の変化を追いやすいという特徴もあります。巻尺でウエストを測定したり、皮下脂肪測定器などで皮膚の厚みを測定することでも減量経過が分かります。

お腹周りに変化が表れると、周りから「痩せたね!」と声を掛けられる回数も増えます。比例してモチベーションも高まるので、さらに減量を進めることができるかも知れません。

女性の方の中には、胸を残したまま減量したいという方もいらっしゃいますが、それは難しいかも知れません。

というのも、胸の多くは脂肪によって構成されている為、減量が進むにつれて体脂肪が減れば、サイズが小さくなってしまうのは仕方のないことだからです。

あくまでも減量が進んだ証として、胸の変化を観察されるのが良いと思いますが、どうしても減らしたくない場合や小さくなることが悩ましい場合は、トレーニングを始めてみても良いでしょう。

また、ホルモンバランスを整えることで改善される場合もあるようなので、十分な睡眠や食生活に大豆製品などを普段よりも積極的に取り入れてみても良いでしょう。

お尻

男女両方にとって、体脂肪が落としづらい部位としてお尻が挙げられます。しかし、体脂肪が落ちるとその変化は歴然です。スッキリとしたヒップラインから、脚全体も細くみえます。

お尻の体脂肪が減ることは、太ももの裏側の体脂肪を減らすことにも繋がりやすく、パンツのサイズにも変化が表れます。「昔は履けたパンツが…」と悩む必要もなくなるかも知れません。

また、お尻は体脂肪が減らしづらいですが、ヒップラインがスッキリしてくる頃には、かなり減量が進んでいる証拠です。是非、食事制限だけでなくトレーニングも取り入れて、更に綺麗なカラダを目指していきましょう。

最も減らしづらい部位

ここからは、減量中に最も減らし辛い部位について、いくつか挙げていきます。大抵の場合、体脂肪が付きやすい部位は減らし辛い部位でもあります。

お腹

前述したお腹ですが、これはダイエッターの殆どが経験した通り、減らしづらい部位です。特に、内臓脂肪として腸周りに体脂肪が蓄積されやすいため、体脂肪が減らしづらく付きやすいのがお腹の特徴です。

また、お腹周りには、最後までしぶとくて体脂肪が残っている場合も多いので、お腹を更に凹ませようとダイエット期間が長引く方もいらっしゃいます。

お腹だけが膨らんでいる場合は、内臓脂肪が蓄積されている場合が多いので、食生活改善や運動の習慣化によって、減らすことが可能になります。

もしも、お腹だけでなく全体的に体脂肪がついている場合は、皮下脂肪として増えた場合も考えられるので、根気強くご自身のカラダと向き合っていく必要があるかも知れません。

お尻

ボディビルダーにとっても、お尻に筋肉の筋を表出させるまでには十分に絞らねばいけません。また、女性の場合は、妊娠・出産の為に本能的にお尻周りの体脂肪を必要だと感じていることから、減らし辛いと言われています。

また、デスクワークが多い現代においては、臀筋群の運動量が減っているからこそ、体脂肪が減らし辛い部位としてお尻が挙げられます。

食事制限によって、多くの体脂肪は減らせることができますが、お尻や後述する二の腕は動かし辛い部位だからこそ、普段から頻繁に動かす必要があります。

歩き方だけでなく、ベッドからの起き上がり方や立ち姿勢までもが、体脂肪のつき方に関係してくるとも言われているので、こだわり始めるとキリがありませんが、普段から姿勢や歩き方に気をつけるのは素晴らしいことです。

どの部位もそうですが、「ここの脂肪を落としたい!」と思ったら、積極的に動かすようにしてみても良いでしょう。

二の腕

“振袖”と揶揄される程、二の腕に付いた脂肪に辟易とされる方は多いのではないでしょうか?

フェイスラインについてお伝えした時に、浮腫について記載しましたが、これは顔や脚だけでなくお腹・お尻・二の腕にも当てはまります。また、こうした水分の一時的な滞留は軽微なリンパ不良・血行不良といった理由が考えられます。

勿論、体脂肪の蓄積によって、二の腕が太くなる場合も多いにあります。しかし、お腹周りとは違い、皮下脂肪として溜まりやすいからこそ減らしづらいという難点があります。

体脂肪の蓄積には栄養管理、リンパ不良・血行不良はマッサージや普段から動かすことが大切です。巻き肩や猫背になっている方は、胸を張る運動から始めても良いかも知れません。

まとめ

減量中は、どの部位がどれだけ減ったのかや、体重がどれだけ減ったのかが気になるポイントだと思います。しかし、気にしすぎているとストレスが溜まる一方で減量に対するモチベーションも薄れてしまいます。

今回、挙げた部位を少し気にする程度で、減量中は気長にカラダの変化を楽しむようにしましょう。

減量が順調に進んでいる時には自分をしっかりと褒めてあげましょう。また、順調に進んでいない時には改善できるポイントを見つけて、ひとつずつ解決していきましょう。

これからフィットネスに取り組んで健康な人生を歩んでいきましょう!

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